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《Ride On The City》救星の明るい夜 Part17

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『調停者』と呼ばれる伝説のポケモンがいた。
流星の民にのみ観測が確認され、オゾン層を活動拠点とし、隕石のみを食すと言い伝えられている。
そして、調停者はある時にのみ地上へと姿を現すというーーー

 

原始回帰編Ⅳ

それから、6号とゆんにも個別でそれとなくカイオーガのことを訊ねたがやはり知らないようであった。

ゆんにおくりびやまへと連れて行ってもらい天上の祭壇を調べたが窪みはなく、管理者の老夫婦いわくポケモンを鎮魂させる慰霊塔の役目をしているとのこと。つまりこのホウエンからカイオーガグラードンに関する情報は”存在こそ知る人ぞ知るが、その実態もエピソードもヴェールに包まれており、かつて古代に生息していた幻のポケモン”という認識に留まっていた。

ちなみに、グレアットにはまだ聞いていない。聞くのが怖かったからだ。仲間たちにもこの話はくれぐれも流出しないように念入りに口止めしてある。
そしてカイナシティへと行き、やすらぎのすずを買っておいた。あの穢れたように思えてしまう鈴を見るたびに心が痛むから。彼女にはもしものスペアとして付け替えておくように渡してみた。すると、彼女は『せいなるほのお』を使った際に焦がしちゃって気にしていたからと告げて目の前で新しい鈴へと素直に交換してくれた。
そのことについてはボクは触れようとしなかった、きっとナギかフウ&ランとバトルしたときに焦がしたんだと言い聞かせた。その必死さと惨めさはカルマからすれば鼻で笑って一蹴しちまうだろうよ、はは。

そんなある日の夜のことだった。
満天が広がる星空模様。例の豪邸をこの地方でのホームとし、アクア団ともすぐに接触が行えるミナモシティを拠点にしたボクたちはこぞって星空を眺めに来ていた。

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6号「あれが、デネブ・アルタイル・ベガですか」
カルマ「シリウスプロキオンとかねぇか?」
なんかポケモンのタイトルに聞こえてしまったのは邪心。
モンスメグ「織姫様はあれかなー、彦星様はどこだろー☆」
ゆん「まだ七夕には早いですね」
この地方いつでも温暖だから季節感ないけどな。

グレアット「…………」
グレアットは、星空へ向かって手を折り黙祷していた。いついかなる時でも決して信仰を忘れないその姿勢はまさに尊敬に値する。炎の翼と天の川がマッチして幻想的な絵を作り上げていた。思わず見とれてしまう。
ボクの注目する視線が気になったのか、目を合わせると照れた様子ではにかんだ。
グレアット「ふふっ、ともしびやまとシロガネやままで思いを馳せていましたっ」
チャンピオンロードにも祈ったか?と茶化すと、言うまでもありませんと言いたげに胸を張る神の写し身さま。

アリス「うゅみを無事に救えますように、と……」
ここ最近、レジ一族だの天変地異だの時渡りだの色々あっててんてこまいだったが、それらも全てうゅみを助けるための手がかりを探すための手段に過ぎない。
だが、これまで出会ってきた伝説のポケモンたちはいずれも強大なチカラを所有してはいたもののうゅみに匹敵するほどのエネルギーまで持ち合わせているとは思えなかった。
徒労に終わらないように、しっかりとお願いをしておかねば。
そしてそのお願いは全く別のなにかを呼び出してしまったようだ。

グレアット「っ!」
6号「どうしましたか?」
モンスメグ「ビビッ☆ってきた~?」
グレアットがなにかを感知したようだった。彼女が反応するということは霊力か神がかりな存在が来ているということを現わしている証拠。
カルマ「うわ……厄介なのが出たじゃんよ」
カルマもそれを察知したようで、願い星の飛ぶ方向を見据えていた。
アリス「…………なんだ?」

????? の ガリョウテンセイ

煌めく大空から高速で強大なエネルギーが急降下してきた!

?????「罪なき者などこの世にあらず」

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東洋竜を模したデザインの緑色の美女が宙を舞っていた。
そして、彼女から発せられるプレッシャーと重量感はワタルのカイリューかそれ以上のスケールを放ち、耐性のないボクは思わず尻餅をついてしまった。

(伝説の……ポケモン……か?)

素晴らしき我が仲間たちは、みな一斉に臨戦態勢に入っている。唯一伝説ではないゆんだけは茫然と立ち尽くしていたのだが。
カルマ「何しに降りてきたじゃんよ、レックウザ
レックウザ。それがこのポケモンの名前らしい。どんな性質を持っているのかは分からないが、今の自分たちでは到底太刀打ちできそうもないパワーを持っていることだけは分かってしまった。

レックウザセレビィ。貴様、己が何をしたのか理解していないわけではあるまい」
レックウザの矛先はカルマに向けられていた。この2人の関係性だろうか。
カルマ「ぼくは時を渡っただけじゃんね」
シラを切るような素振りであっけらかんと返すカルマ。

レックウザ「それについては不問とする。だが!この地方にまつわる歴史を大きく狂わせたことは大罪に値する!」
アリス「!」
そうか、そういうことか。こいつは言ってみれば星の監視者、タイムリープによってある程度の修正は許されても、今回の歴史改変は伝説級のポケモンの存在を伝説とは程遠い眉唾のような存在にしてしまったのだ。
そこまで大きなレベルになると、確かにこの界隈に激震を走らせてしまう。伝承だけではなく、舞台から図鑑、人の生き方までをも変えかねない出来事だ。
と、いうことは……これってもしかして。

レックウザ「そこのメルヘン」
メルヘン呼ばわりされました。
アリス「はい」
レックウザ「きっかけこそセレビィが齎したが、諸悪の根源は貴様にある」
実におっしゃる通りであります。
レックウザ「何を目的に禁忌に踏み入った?」
あぁ、ちくしょう。隠し通せないよなぁ、やっぱり。この世界はなんて意地悪なのか。
ボクは一本の槍を抱えた腹をくくって、グレアットをちらりと目配りするとレックウザに対して言い放った。

アリス「大切な仲間を守るためです」

モンスメグ・6号・ゆん「!!」
カルマ「……」

グレアット「っ…………!」

レックウザ「ほう。つまり己の都合のいいようにその賽を投げたということか」
自分の都合?自分の保守?自分のため?
そんな、ちっぽけなプライドなんて捨てちまったぜ。

アリス「誰かをーーー」
ボクは、まっすぐ見つめて調停者へと想いを告げた。

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グレアット「アリスさん……っ!」
カルマ「ふ、お人よしが過ぎるじゃんね」
6号「でも、その甘さがありすさんです」
モンスメグ「好き好きー☆」
ゆん「うふふ、それこそが答えですわね」

レックウザ「ク……ククッ!クックック!貴様は、頭の中までメルヘンに染まっているようだな!」
呆れたように、高笑いするレックウザ
アリス「何がおかしい」
レックウザ「これまで何人もの愚者を見てきた。利己、欲望、権力、果ては星を支配などとほざくような、器と見合わぬ人間どもを。しかし貴様は我が出会ってきた中で底抜けの阿呆のようだ」
阿呆、か。そうかもしれないな。
でも、阿呆じゃねえとこんなバカげたことやってきてねえっての。
レックウザ「阿呆に下すような神罰なぞ非ず。だが、代償だけは払ってもらおう」
アリス「代償?」

レックウザ「三つの代償。一つ、セレビィの時渡りは我が流星群を以て神樹の宿る星事隕石にして消し去ってくれよう。二つ、歴史は正さねばならぬゆえ我が竜力を以て大地の化身と海の化身を、譲歩として貴様の望んだ形で復活させよう。これはせめてもの情けよ」
カルマにとっちゃ致命的な手痛い話だろうが、こればかりは仕方あるまいて。逆に言えばエリカ様のもとで実験をせずとも済んでずっとボクの側におけると取れる。
カイオーガグラードンに関しても、この地方の名誉のためだ。しかもボクの努力は残したまま帰してくれると言うのであればこれ以上ない話じゃないか。

カルマ「3つ目をもったいぶんじゃねえよ」
自分の身の安全が確保できた瞬間に高圧的ですねかるるん。
レックウザ「そこのファイヤー。貴様、セレビィと同じ領域にいたがゆえに時渡りの影響により前世界の記憶を保有しているのであろう?」
グレアット「っ……!」

あぁ、やっぱりそうだったのか。それなのに、この子はボクのために、ボクを愛しているがゆえに、戻ってきたボクを精一杯暖かく出迎えてくれたんだ。
本当は、憎んでいるのに。悲しんでいるのに。内心ではとっくに信じてなどいないというのに。


レックウザ「虚偽の信仰など捨てろ」

ゆん「なっ」
モンスメグ「わっ」
6号「あ、あんまりです!」

虚偽の信仰
そう聞いたとき、常々感じていた疑問が晴れてしまった。
日常で。戦闘で。絶え間なく祈祷と功徳を積んでいたグレアット。

いったい何に対して信仰していたんだ?

神の現身だの巫女衣装だの自前でアピールしちゃいるが、崇拝している神って誰だ?

グレアットは神速で翼を羽ばたかせ、巨大な大文字を描く。
そして、火炎の渦をバックに輝いた。

 

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グレアット「私は飛べます、翼から火の粉を煌めかせながら。私は導けます、闇夜を照らし迷える者を。私は告げます、南から春の訪れを。私は伝えます、燃え盛る火の鳥として。私は恐れさせ震えさせ祀らせます!私こそが神!ファイヤーなのですっ!!!」

堂々と、高らかに、晴れやかに公言した。
いつの間にか、はじめて出会った時のローブを纏っていた。

6号「グレ、ア……」
6号はグレアットに対して、両の手をひとつひとつ指折り華の形へ握った。膝を曲げ、目を瞑り、見上げながら彼女へ信仰の構えを取ったのだ。
それこそが、親友へ対するメッセージだった。
そして、その姿を見たグレアットは安堵したように彼女の名前を呟き、微笑みで返した。

グレアット「すぅー……みな私にひれ伏したまえっ!私こそが永遠の太陽たる、悠久の神なのですよっ!」

その託宣が告げられた瞬間、レックウザを除く大地に立っていた全員が自然と片膝をついて祈りの姿勢をとった。
カルマも、メグも、ゆんも。ボクとて例外ではなかった。
星が瞬き、流れ星たちが流星群となって落ちていく音が聞こえてくる。

彼女が……グレアットこそが……
ボクの畏敬する女神様なのです。


グレアット「…………」


レックウザ「済んだか?先程、神樹の宿る星は我が隕石として落としておいた。残すは明朝、この港町の海岸を訪れることだな」
さっき聞こえてきた流れ星は……そういうことか。
カルマは特に気にしてなさそうな雰囲気を醸していた。こいつはポーカーフェイスだから真意は分からないが。
そして、ミナモの海に明日の朝行けばカイオーガがお出まし、ということか?

レックウザ「二度目はないと思え」
そして調停者は尾を巻いて、天空へと帰還しだした。……ん?
あの光は、マスターボールから発射される光じゃないか!?
レックウザ「なっ!?」
彼女はあっけに取られてしまい、瞬時に反撃をする間もなくマスターボールの魔力に屈し中へとあっさり納まってしまった。
い、いったいだれが……?

 


ミツル「やったあ!伝説のレックウザを捕まえられたぞ!」

 

モンスメグ「みつるんっ☆」
ゆん「なんと恐れ知らずな……」
6号「え、冗談でしょうか?」
カルマ「悪党の才能あるじゃんね」
グレアット「よくやりましたっ!」

グレアたん。
ミツル「あ、お久しぶりですありすさん!」
アリス「あーうん、久しぶりだな」
見た目こそは内気そうな華奢な少年のままだけれど、ずいぶんと大きくなったね。なんかもう、いろいろと。
ミツル「うれしいなあ、レックウザを捕獲できるなんて。そらのはしらまで行ったのに居なかったから先を越されたかと思っちゃった」
何の話をしてるんでしょうかミツルくん?
グレアット「ミツルさん、逞しくなりましたねっ」
うわすっげーニコニコだよこの不死鳥さん。
ミツル「あ!グレアットさん!聞いてください、ぼく強くなったんですよ!サーナイトでジムリーダーみんな全抜きしてきました!」
全抜きて。
ゆん「お体の調子はよろしいのですか?」
ミツル「はい!育成してるうちにすっかり良くなっちゃって。オダマキ博士からもらった図鑑もあとちょっとで完成できそうです!」
モンスメグ「ずかん持ってるのー!すっごーい☆」
6号「侮れませんね」
あれ、ボクだけがこの空気についていけてない?
ミツル「あ、このレックウザ努力値振ってこなくちゃ!じゃあありすさん達さようなら!ぼくはこれからサイユウポケモンリーグまで行ってきますね!」
もう夜ですけど。本気?あと努力値isなに。

アリス「えーーーーーと……帰るか!」
グレアット「そうですねっ!」
もういいや。何もかも良くなってきたわ。レックウザがんばれ。
とりあえず、カントー以来にローブ衣装のグレアットを拝めただけでよし!

~~~

丑三つ時に近い夜更け

ボクは疲労が蓄積していたので、夕食をとってすぐに眠りについたのだがあまりに早く寝てしまったためか夜中に目が覚めてしまった。このまま二度寝に入る前に、明朝に備えてリュックの中でも整理しよう。ついでに今日あったことも。
そう思ってベッドから起き上がると、ノック音がボクの眠気を覚醒させた。
アリス「だれ?」
グレアット「グレアットですっ」
しばし考えて、ボクは迎え入れることにする。
アリス「…………どうぞー」
ガチャ、彼女はドアを開けて入るとすぐにぱたりと閉める。電気を消灯したままだったからつけようとしたが、彼女が「私の炎で照らしますからっ」と制し、まばゆい光が彼女の近くだけを照らした。

アリス「どうした」
グレアット「その……すみませんでしたっ!」
ぺこりと頭を深々と下げるグレアット。謝罪しに伺ったらしい。
アリス「いいって。神様がそんな頭下げんなって」
グレアット「……お気づきだったんですかっ?」
アリス「そりゃファイヤーともあろう者が自ら信仰なんておかしいと疑ってたからな」
グレアット「ふふ、さすがですっ」
アリス「なんであんな真似事してたんだ?」
グレアット「私とて結局はポケモンです。ポケモンにとって自分を従えるトレーナーは神様と同じ立ち位置ですものっ」
アリス「ほー、ってことはボクに対して祈ってたわけ?」
グレアット「そういうことになりますねっ」

アリス「で、そのオブラートで何を隠してたんだ?」
ボクなんてトレーナーとしては端くれがいいところだ。ろくに実戦知識のないトレーナーなんてたとえマスターであろうとわざわざ格上に見る理由もないからな。
グレアット「……そういうことには頭が回るんですねっ」
アリス「ロケット団最高幹部公認の人間だぜ?」
グレアット「そうですねっ、貴女は最低な方です。ふふっ」
アリス「悪知恵と愛情だけは最上位だよ」
グレアット「ええ。そういう所が好きになっちゃったんですからっ」
安らかな瞳で見つめられる。彼女に怒りの感情はないみたいだ。

グレアット「私、奉ってくれていた場所を捨てられてしまったじゃないですかっ」
アリス「ああ、二回もな」
グレアット「だから私には、神を名乗る資格なんてないって思ってっ」
アリス「で、それを悟られないように御子のモノマネむすめ?」
グレアット「神の使いだなんて、あんな下等生物のフリをするの正直なところ苦痛だったんですけどねっ♪」
……。今のは聞かなかったことにしておこう。普段からにこやかで優しく振る舞ってくれる子ほど、心で燃えている火種は恐ろしいものだ。
アリス「あっはは……」
笑ってその場を乗り切ろうとした態度が気に入らなかったのか、唇を尖らせる。
グレアット「むーっ、いま私のこと怖いって思いましたっ?」
アリス「こわいじゃなくてかわいい」
グレアット「……くすっ。ですけれど、やっぱり見破られちゃいましたねっ」
アリス「案外みんな気づいてたかもな?」
グレアット「それはないです。さっき目を光らせて視てましたからっ」
アリス「ひっ」
グレアット「本当は、こないだ本物の貴女が帰ってきたときもう一度灰にして差し上げようと考えてましたっ」
アリス「はい」
グレアット「でもっ……私が戻ったとき。誰もあの2匹のことを存じ上げてませんでしたから、きっと貴女の仕業なんだなって思いましてっ」
アリス「がんばってきた」

グレアット「よーしよしっ」ナデナデ
アリス「わーい」
グレアット「ああ……それに顔を見たときに、やっぱり恋しいなって」
伏せ目がちに瞳を流して、息をつくグレアット。
アリス「グレアット……」
グレアット「そして先ほどレックウザに言ったあの言葉を聞いた時に、私のことを……私たちのことを導いてくれるのはアリスさんしかいないって確信しましたっ」
アリス「そりゃ買いかぶりすぎだって」
グレアット「もっと自信を持ってくださいっ。貴女はマナさんを止めて、この世界をやり直してでもカイオーガ達を止めて、レックウザに温情までかけさせた、まさしく伝説なんですからっ」

伝説。
現実味のないその単語を、頭の中で反復させた。

アリス「これからも、一緒にいてもらえるか?」
グレアット「当然ですっ!6号ちゃんとお話しして、メグちゃんとめいっぱい遊んで、カルマさんと親睦を深めて、ゆんちゃんと仲良くなって、うゅみさんとも……ですので、これからも一緒にいてくださいっ!」
アリス「もしまたボクが逃げ出したらどうする」
グレアット「そのときは……この鈴をお返ししますっ」

アリス「嘘だよ。もう逃げない。ボクは立ち向かっていくさ」
グレアット「はいっ!」
夜空さえも赤く染めてしまいそうな、煌めく炎の翼よりも、ずっとずっと光り輝くその笑顔は、太陽よりも眩しく輝いていた。

どうか、この笑顔を永久に絶やさせませんように。

アリス「よし、じゃあちょっと明日の準備するから手伝ってくれるか?」
グレアット「今晩一緒に寝てくれるならいいですよっ」
アリス「しゃあねえなぁ……」

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グレアット(うふ、うふふふふふっ……スキスキスキスキスキスキキライキライキライキライキライキライっ♡)

 

原始回帰編END
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