Wonderland Seeker

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《Ride On The City》救星の明るい夜 Part26

千年彗星編Ⅱ

 

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マグマ団アジト・マツブサの間

マツブサ「くくく、もう少し。もう少しで完成なのだ」
ルームへ突入すると、巨大なコンピューターをいくつも慌ただしく操作しているマツブサの後ろ姿があった。
アリス「観念しろ。残すはアンタひとりだーマグマ団を束ねるボス・三頭火のマツブサ!」

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マツブサ「くく……見上げたものだね。まさか変幻自在のゴルバットを擁するホムラに、傾世元禳のキュウコンを擁するカガリ……わたしの手がけた子供ともいうべき2人を打ち破り、さらにわたしの悲願である千年彗星まで気づくとは……ひときわ胸が高鳴る!」

コートを翻し、こちらへ顔を向けた。
アリス「ロケット団の上層部もこちらに向かってきている。戦力差は歴然だ、大人しく降伏しろ、マツブサ
マツブサ「降伏?ククク、オモチロイことを言うね。もう少しで野望が達成できるのだ、邪魔をするというのなら容赦しない」

マグマだんボスの マツブサ
クロバットを くりだした!

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ドンカラスを くりだした!

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トゲキッスを くりだした!

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グライオンを くりだした!

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ブーバーンを くりだした!

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アリス「ちっ!各個撃破といくぞ!」
グレアット「はいっ!」
6号「やってやります!」
モンスメグ「ラス☆ボス★」
カルマ「応よ」
ゆん「お任せを」
それぞれ、1匹ずつ1人が担当していく。

ビアンカ「あ!お兄ちゃんのチカラ!」
ビアンカは、マシンと接続されているクオーレのエニグマへ飛び込んでいく。
マツブサ「おっと」
マグマだんボスの マツブサ
バンギラスを くりだした!

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ビアンカビアンカのサイコパワーが通じないっ……!」
マツブサ「きみは必ずラティオスナイトを狙いに来ると踏んでいたからね」

~~~

グレアット「Amenっ!」
クロバット「ふぁーん!」
グレアット「くっ、速過ぎて届きませんっ……」
「よ、ファイ」「応援が必要だろう?」
グレアット「その声は……っ!」

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6号「ダメです、調子が戻りません……」
ブーバーン「ふおお!」
スチル「だから他の技も覚えろって1000年前に言ったでしょ、ロック!」
アイス「…………ばかの一つ覚え……」
6号「スチル!アイス!」

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モンスメグ「まひるまひるみ……ムカつくにゃあ★」
「そんなんじゃ首位奪っちゃうよ?」
「スピードスター返上の危機ね」
モンスメグ「スイ♪エン☆」

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ゆん「疾ッ!」
ドンカラス「あふぉー!」
ゆん「この私に空を制すとは……」

レックウザの りゅうせいぐん

ミツル「ゆんさん!」
レックウザ「制裁せんために我の手を貸そう」

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ゆん「感謝します!」

グライオン「ずぁー!」
カルマ「おまえタフすぎじゃんよぉ」
「森の神よ。海の神たる私が来ましたよ」

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カルマ「かっこつけんじゃね、ルギア」

アリス「みんな!」
財団の手によって護られていた伝説のポケモンたちが、助けにきてくれた。
その光景は圧巻のひとことだった、筆舌に尽くしがたいほどの感無量。

マツブサ「弱者は群がるもの」
なにやら、大掛かりな機械をセッティングしていた。よく見ると、トクサネのロケットの燃料として用いられているエナジーが使われている。何を企もうとしているか知らないがアレを起動させるわけにはいかない。これ以上生体エネルギーを用いられてしまえば、いよいよもってうゅみの命が危ない!
ボクは身を挺して、マツブサのコンピューターへと突貫する!

マツブサ「そんな幼い身体で何ができるのです?」
片腕であっさりと首をつかまれ自由を奪われてしまった、抜け出そうにもマツブサの手袋から何か吸い取られていくような感覚がして力が抜けていってしまう。
マツブサ「この余興はあくまで時間稼ぎに過ぎないのです、いわばセットアップ中のロード時間……。真実の目が開かれしとき、大地の神・グラードンは新たな創世神となるのだから」
アリス「グラー……ドン、だって……!?」
マツブサ「なるほど確かにオダマキの手によって、人型となったポケモンたちは元の姿と違って非常に器用となり潜在能力を引き出すのに最適なフォルムをしている。しかし!ポケットモンスターとは本来、牙を剥き種を淘汰する獣!わたしは、グラードンが持ちうるその伝説的なパワーを集結させさらなる高みへと進化させる!
そしてーーーこの大地を、世界を、星を支配するのだ。マツブサの名において!」
傲慢な科学者の語る壮大な妄想に気を取られているうちに、すぐ横からバンギラスの鳴き声が聞こえてきた。あの様子だと、どうにかバンギラスを退治したらしい。

ビアンカ「やああっ!」
ビアンカの一撃が、エニグマの装置ごと破壊し、物騒な装置は動きを止めた!そして落ちていく蒼き石をキャッチすると満面の笑みをこちらに向けた。
ビアンカ「ひとりぼっちじゃないよ!お兄ちゃんがさっき力を貸してくれたもん!」
彼女の足元に倒れているバンギラスの姿が彼女の自信と希望へ繋がる架け橋になっていることを表していた。抱えているこころのしずくは、青色に赤色が混ざった色・紫色へと変貌していたのだ。
アリス「クオーレ……ありがと、よ……」

マツブサ「小癪な娘め。だがもう遅い。生体エネルギーと千年彗星のエネルギーによる融合装置・スーパーノヴァは役目をすでに果たした」
『!』
マツブサ「さぁ、目覚めよ。グラードン……いや、メタ・グラードンよ」
その声を合図に、突如として施設全体が揺れだした!

グレアット「天井がっ!」
カルマ「ぶっぱされてるじゃんよ!」
桁外れな大きな地震に、ポケモンたちは敵味方問わず怯み、一歩も動けなかった。
アジトは完全に破壊され、火山道の上へと放り出されてしまう。

6号「な……なんですか、あれ」
ゆん「なんて巨大な……見た目だけなく邪悪なオーラも」
モンスメグ「裏ボスの予感!?」
普段は軽々しく飄々としているメンバー達も、声色と表情がいつになく真剣……というよりかは、悲観に近い感触を受けた。

ビアンカ「たすけて……お兄ちゃん……」
まともな修羅場などくぐり抜けたことないであろうビアンカは、心の中で見守るクオーレへの甘えを震えながら呟いていた。

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メタ・グラードン「グオオオオッ!!」

レックウザ「哀れな……この罪は死を以ても償いきれまい」
スケールが大きいとか、そんなレベルではなかった。

次元が違う

メタ・グラードンソーラービームのような巨大な光線をひとたび放つと、あたりの地面が砕かれ、こなごなに割れてしまった。
ロケット団幹部たちも、みな呆然としている。伝説のポケモンたちも本能で絶望を察知し、攻撃どころか一歩も踏み出せなかった。

マツブサ「素晴らしい!さすがはホウエンの雄たるレジ一族に、原始回帰の力、デオキシスのDNAにくわえ、全てのポケモンのエネルギーを持つミュウから吸収して創り上げられし大地の神!行け、メタよ!」

 

もうーーーーーー終わりかもしれない。

「いいえ、ここからが始まりですわ」
「大地を司る、だと?それはこの俺にほかならん」

アリス「あ……」

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サカキ様のスピアーの痛烈な一刺しと、
エリカ様のラフレシアの華麗な一撃が、
メタ・グラードンの暴走を微かに止めた。

そして2人の財団トップがボクを左右に囲うように降り立った。
アリス「エリカ様……サカキ様……」
エリカ「あの怪物は私たちが相手いたしますわ」
サカキ「我がロケット団の敵は潰すまでだ」
グレアットが、翼を広げ飛んでくる。
グレアット「アリスさん、無事ですかっ!」
アリス「あ、あぁ」

下を見れば、6号とスチル・アイス、メグとエンテイスイクン、カルマとルギア、ゆんとレックウザビアンカアオギリカイオーガがそれぞれメタ・グラードンと立ち合っていた。
はは、ここで足がすくんじまってるのは……ボクだけかよ。

エリカ「さあ、アリス。行きなさい、願い星の落ちる聖地ファウンスへ」
サカキ「なにを情けない顔をしている。キミは、俺が認めた戦士なのだ」
2人が、ボクに檄を飛ばしてくれた。
グレアット「行きましょうっ、アリスさんっ!」
グレアットが、手を差し伸べる。
そうじゃないか、いつだって信頼と愛情で困難を乗り越えてきたんじゃないか。

ボク以外に、誰が出来る!

「そうそう、その意気よぉ」
アリス「え……」
うゅみ「見ない間に変わったわねぇ、あんたぁ」

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うゅみ ⇒ ミュウ

かげがえのない仲間。
すべての遺伝子と物質を体内に含む。
この世界で唯一、認識改変の影響も
時渡りの影響も受けない超生命個体。

アリス「よかった……生きてて」
うゅみ「あのわけわかんないドレインから解放されてぇ、すぐにこっちまでテレポートしてきたのよぉ。あいつのしわざねぇ」
うゅみは、あっけらかんとしており相変わらず掴みどころがなかった。
アリス「やり返しでもするか?」
メタ・グラードンを生み出した生体エネルギーにはうゅみの力も使われている。ここ最近の衰弱の原因そのものといえる相手だろう。

うゅみ「べつにぃ。キョーミないわぁ」
グレアット「ふふふっ」
なんともまぁ、うゅみらしい返答だった。
うゅみ「あたしもファウンスまで連れていきなさいよぉ」
アリス「来るのか」
うゅみ「あたしがいなきゃ取り合えないと思うわよぉ」
アリス「分かった。エリカ様、この任務を遂行してまいります」

エリカ「えぇ。タマムシで待っておりますよ」

グレアットに乗り、ファウンスを目指す。
アリス「いくぜ、グレアット!」
グレアット「はいっ!」

~~~

サカキ「正攻法が通じる相手ではあるまい。エリカ」
エリカ「はい、こちらに」
サカキ「捕らえるぞ」
エリカ「よきに計らいましょう」

~~~

カイオーガ「変わってしまったわね、グラードン
アオギリ「神話でもつくるか?」
カイオーガ「世界の海はわたくしのものでしてよ!」
イズミ「水あるところにアクア団あり!」
ウシオ「ガッハッハ!星のかさ増しよ!」

~~~

ダイゴ「貴重な石が掘れる場所は守らせてもらうよ」
ワタル「竜の居場所をこれ以上脅かしはさせん」
ミツル「RURU!この星を守って!」
センリ「このホウエンは、おれの子供だ」
ルチア「世界危機をかけたスペシャルステージだー☆」

~~~

ゆん「あらあら。私の願いは叶いませんでしたわね」
6号「一緒にファウンスへ行きたかったんですか」
カルマ「この脚本はあの2人が主役じゃんよ」
モンスメグ「メグちゃんは、自分が歩んだ選択肢の先でロマンを輝かせるだけだよ☆ここまでの道は、メグが選んできたロードだから★」

ビアンカ「ね、ビアンカも仲間に入れてもらっていいかな」

仲間たちは、皆視線を合わせて口を揃えた。

『もちろん!』

~~~

マツブサ「戦力差とは、数の暴力にあらず。屈しない最強の一個体なのだ!」

アオギリ「よぉ、マツブサ

マツブサ「誰かと思えば、アオギリか」

アオギリ「こんなのが、てめえの望みか?」

マツブサ「こんなの、だと?ククク!矮小なものには偉大なものが理解できないみたいだな!かつて同じ組織で手を組んでいたお前なら分かると思ったのだがね」

アオギリ「理解したくもねえな」

マツブサ「ならば、そのちっぽけな海の神とやらとお仲間と一緒に燃え尽きるがいい」

アオギリ「……あのバケモン。メタ・グラードンとか言ったか。あいつ、てめえの命令なんざ聞く気配もなさそうだぜ」

マツブサ「なに?忠実な理性と服従心は最優先で組み替えたはず」

ドガシャアアアアンッ!

マツブサ「ぐあああっ!?」

アオギリ「おっと。悪いなカイオーガ。…………自分の取返しもつかねえ失敗にようやく気付いたかよ」

マツブサ「ど、どうしてだ……なぜ……」

アオギリ「三頭火の2人をあっさりと見捨てるような愛情もねえてめえに、ポケモンが懐くかよ!」

マツブサ「!!!!!!」

カガリ「…………マツブサ様」

マツブサカガリ……?どうしてここに…………ハッ!まさか、お前細工を!」

カガリ「…………変わってくマツブサ様が…………ツラかった…………ァハ」

ホムラ「親父、今ならやり直せるぜ」

マツブサ「お、お前たち……」

アオギリ「なんでぇ。いい家族を持ってんじゃねえかよ……」

カガリ「…………ごめんなさぁい……!」

マツブサ「謝るのは……わたしの方だ……わが娘よ」

ホムラ「身寄りも行く当てもねぇオレらを拾ってくれて、組織を作ってくれたのはほかでもねえ、マツブサ様。あんたですよ」

サカキ「おっと。水を差すようで悪いが……貴様らアクア団とマグマ団は俺の傘下だ。そして、俺から直々に勅命を下す。…………あのグラードンを、捕獲しろ」

マツブサ「……!」

アオギリ「サカキ様、あの怪物をポケモンと扱って……」

サカキ「二度は言わん。失敗は許さんぞ。……フッ」

マツブサ「よし!ただちに仲間を集めろ!マグマ団、ここに集結せん!」

サカキ(恐ろしい才能よな、アリス……。よもやこれほど簡単に、危機的な事態を収拾させてしまうとは。やはり貴様は…………)

~~~

エリカ「ナッちゃん、私のラフレシアで翻弄させますので壁を張って近民に被害が及ばないようお願いしますわ」

ナツメ「戦うのは好きじゃないけれど……警護であれば望むところよ。マナ、行くわよ」

マナ「ふん。図体だけがでかい矮小な存在など、私ひとりで充分だ」

エリカ「マチスとキョウもナッちゃんのサポートを。カツラはタケシとカスミを率いてグラードンの気を引いてください。それと……モンスメグ、カルマ、6号、ゆん」

モンスメグ「ん~?」カルマ「なんじゃい」
6号「はい?」ゆん「……」

エリカ「あなた達にも、ご協力願えますか?」

モンスメグ「は?ナメてんの?」
カルマ「指図すんな」
6号「私達はアリスさんの言うことしか聞きませんが?」
ゆん「そういうことですの」

エリカ「やれやれ……しっかりと戦った軌跡を残せば、帰ってきたときに認めてもらえますことよ?」

モンスメグ「はぁー?一向に聞こえませぬな~」
カルマ「時渡りまでがエリカからの役目じゃんね」
6号「どーせあの人そんなこと気にしませんし」
ゆん「わたくし達は好きにさせて頂きますわ」

エリカ「……ふふ」

マナ「相変わらずだな、あの集団は」
ナツメ「元々あの子たちは自尊心とプライドの化身たる伝説のポケモンだもの。それにプラスしてありすちゃんの影響で余計に……といったところでしょうね」

サカキ「問題ない。オレがカタをつける。サイドン、地割れ合戦と洒落込むぞ」

エリカ(立派になりましたね……アリス……いいえ、わたくしの……ーーーー)

~~~

アリス「なーんかさ。今のボクってガラにもないことしてね?」
うゅみ「お部屋でかたかたメモリとにらめっこしてるのがお似合いよぉ」
アリス「そのイメージもなんかいやだな……」
グレアット「私の信仰する方はあなたですっ。これまで導いてくれて、これからも導いてくださるのは、あなたしかいませんよっ」
アリス「ボクたちの冒険はこれからだ!みたいな雰囲気つくんな」

グレアット「アリスさんっ」
アリス「ん?」
グレアット「アリスさんのお願いってなんですかっ?」
アリス「考えたこともないな」
うゅみ「夢のない子ねぇ」
アリス「事実、全部が成り行きでここまで来ちまったからよ」
グレアット「いいえ。この世に偶然なんてありません、すべて必然ですっ」
アリス「ま、おまえらと平和にわいわい暮らしていければそれでいいさ」
グレアット「アリスさん……っ」
うゅみ「うまいこと言ってごまかすんじゃないわよぉ」
アリス「あ!今いいカンジになってたのに!」
グレアット「もうっ…………ふふふっ」
アリス「全部終わったら、話すつもりさ。それからのことと、これからのこと」

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うゅみ「見えたわぁ、あれがファウンスよぉ」
グレアット「この先に……千年彗星が……っ!」
アリス「待ってろよ、ジラーチ!」

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~~~♪~~~

静かにただ 見つめてた
小さきもの 眠る顔
眉間にしわ 少しだけ寄せてる
怖い夢なら 目を覚まして

水が怖くて しみ込みしてた
あの夏が よみがえるよ
背中押されては やっと泳げた
まるで 昨日みたいです

声が聞こえる
ゆくべき道 指差している
さらさら流る 風の中でひとり
わたし うたっています

小さきもの それは私
私です まぎれなく
鏡の中 心細だけが
誰に負けない 明日になるよ

そしてわたしは 幼いころに
少しずつ 戻ってゆく
意味も知らず歌う 恋の歌を
褒めてくれた あの日に

空を あおげば
満ちてくる わたしの声が
さらさら流る 風の中で君も
ふわり 舞い上がれ

声が 聞こえる
ゆくべき道 指差している
さらさら流る 風の中でひとり
わたし うたっています

大切なものは すぐそばにある
その事に 気づいた

空を あおげば
満ちてくる わたしの声が
さらさら流る 風の中で君も
ふわり 舞い上がれ

声が 聞こえる
ゆくべき道 指差している
さらさら流る 風の中でひとり

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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