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《Ride On The City》 五人娘編 Part6

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アリス「起きてください。エリカ様~」
ジムトレーナー「エリカ様、アリスちゃんがお越しですよー」
エリカ「すーすー……あらいけない……ついウトウトと」
グレアット「お久しぶりですっ」
うゅみ「すやぁキャラはあたしだけでいいんだよぉ」
モンスメグ「やほーエリカー☆」
カルマ「ふんっ」
6号「ねえねえエリカさん、私の名前変えてくださいよ!」
アリス「まだ引き摺ってたのかそれ……いいから気を引き締めろって」
エリカ「あらあらまぁまぁ。皆様とてもお素敵なお顔をなさって……よっぽどアリスのことを気に入ったのですね」
6号「んなぁ!」
グレアット「そ、そんなことっ」
モンスメグ「ありすちゃんおもしろいからねー」
なんだこいつら、ボクになつき度MAXじゃないか。トレーナー冥利に尽きるなあ。

カルマ・うゅみ「や、ないない」
お前ら。

エリカ「ですが、ご勝負は別ですの。アリス、あなたが培ってきた経験。お祈り。思い。見せていただきます。」
アリス「相手にとって不足はない。行くぞお前ら!」
エリカ「ロケット財団最高幹部・そしてタマムシジムリーダー・エリカ。押してまいります」

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5戦目・エリカ様

使用ポケモン 特性 LV:性別  習得わざ
ウツボット ようりょくそ Lv.29 どくのこな しびれごな ようかいえき ギガドレイン
モンジャラ ようりょくそ Lv.24 ねをはる からみつく どくのこな ギガドレイン
ラフレシア ようりょくそ Lv.29 しびれごな ねむりごな ようかいえき ギガドレイン

 

アリス「頑張ってこい、グレアット!」
グレアット「はいっ、ご迷惑をかけた分やらせてもらいますっ」
エリカ「お行きなさい。ウツボット

 

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アリス「…………」
6号「えっ」
カルマ「ふあ」
モンスメグ「はにゃ

グレアット「ええええええぇぇぇっ!?」

エリカ「さあ正々堂々と参りましょうか」
アリス「エリカ様」
エリカ「どうされましたか。皆様、唖然茫然となさって」
アリス「お戯れが過ぎませんか……???」
グレアット「あ。あぁ、はわあぁっ……」
エリカ「わたくし負けませんわよ」
アリス「負けず嫌いなのは知ってます、最高幹部として面子を保ちたいのは分かります。ですけどねぇ……やり過ぎじゃないですかあああああぁ!?」
エリカ「あら?すり抜けを以てすれば、先にキョウに挑むことも出来たのにこちらに勝負を選んだのはあなたでしょう。アリス」
アリス「や、確かにそうですけど!正規でも先にそっちに行けますから間違ってませんけど!」
エリカ「話はおしまいですわ。さあ来なさい、アリス」

グレアット「アリスさんっ。わ、私でも太刀打ちできませんよっ」
アリス「知っているさ。ただせめて蛇神の睨みを効かせてやってくれ、それから考えるから」
グレアット「分かりましたっ!私自慢の睨み、見せて差し上げますっ!」

 

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ウツボットは委縮して麻痺した!体が痺れて動かない。

グレアット「うふふっ、この旅始まって初の見せ場ですっ♪」
モンスメグ「気にしてたんだねー」
アリス「つっても、このままじゃ埒が明かないな」
うゅみ「ねぇ、アンタ」
アリス「どうしたうゅみ。ってなんか光ってないか!?」
うゅみ「あたしに任せてくんない?今なら言うこと利くんだぁ」
アリス「そ、そうなのか?」
うゅみ「それにぃ。一度ぶっ飛ばしてやりたいんだよねぇ、エリカのこと」
アリス「分かった。ムチャすんなよ」

エリカ「わたくしに楯突くのですか。命令機能が未発達なあなたが」
うゅみ「なーんか身体が軽いんだよねぇ。さっきフジのおじいさんに手握られてからかなぁ?」
アリス「あの時か。何かされたのか?」
うゅみ「わかんなーい。まぁあの人も能力持ちだしぃ、何があっても不思議じゃないよねぇ」
エリカ「いいでしょう。おいでくださいましっ!」

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アリス「レベル50!?」
うゅみ「あたしの特性シンクロは幅が利くんだよぅ。状態異常とか野生の性格だけじゃなくってぇ、最大まで開放すれば相手のレベルまでもねぇ」
エリカ「それは面白いですね。帰ってきたら、早速実験ですの」
うゅみ「それはごめんだよぉ、っとぉ」
うゅみは そらたかく とびあがった!
グレアット「うゅみちゃんが技を使ったの初めて見ましたっ」
アリス「本当に命令機能が復活してるのか!」
うゅみ「牙突、対空の型ぁ!」
ウツボット・戦闘不能
6号「やりました!」
エリカ「さすがは全ての遺伝子を持つポケモン。見事な舞でしたわ」
エリカは モンジャラを繰り出した!

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モンスメグ「あっれー?ふつうのレベルだよー」
アリス「本当だ」
エリカ「困りましたわね。この能力は最初の一匹にしか適用されないようですわ」
6号「とんだインチキじゃないですか。あれ、うゅみのレベルも元に戻っていますよ」
うゅみ「レベルのシンクロは多大なマナを消費するからぁ。一度きりなんだよぅ」
アリス「揃って仲良く1回きりかよ!なんじゃそりゃあ」
カルマ「悲しい末路だな」

グレアット「チャンスですよっ、もう一回そらをとぶでっ」
うゅみ「おらおらぁ」
うゅみの やつあたり!モンジャラは たおれた!
6号「こっわ……カルマなんて目じゃないくらい負のエネルギーに満ち溢れるじゃないですか」
アリス「エリカ様への怨恨がやつあたりのパワーを底上げしたんだろうな」

エリカ「仕方ありませんね。今度こそ本当に正々堂々と参りましょう、咲き誇りなさいラフレシア!」

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カルマ「美しいな……悔しいけど、くさタイプの天才だよ……」
うゅみ「んにゃー。なーんか糸切れたぁ、あとよろしくぅ」
うゅみは ひるねをはじめた!
グレアット「ちょっとうゅみちゃん!」
アリス「しょうがねえなぁ。グレアット、神の翼で」
6号「ありすさん!私に任せてください!」
アリス「え、待て待て待て!ここら一帯焼け野原にするつもりかよ!」
6号「きっとエリカさんのことですから、私の爆裂魔法に耐えられる造りになってるはずです!ですので、私も負けずにどこまで壊せるのか試したいのです!」
アリス「なんだよその破壊衝動は!抑えろって!もし何かあったら全責任ボクに返ってくるんだって!」
カルマ「こんな時でも保身に走るブレなさ、好きだぞ」
モンスメグ「あははー!」
グレアット「6号ちゃんっ、私にがんばらせてぇっ」
エリカ「全くもう、緊張感がないお方達ですね。早くなさらないと、ラフレシアの毒をあたり一面に蒔きますよー?」
アリス「それは困ります!あーもう、分かった!全員行ってこい!取り囲んで、一気にやっちまえ!」
カルマ「おいおいルール無視かよ」
モンスメグ「なにそれ面白そー!」
グレアット「わ、私の出番っ……」
6号「感謝します。詠唱終わるまでに倒しちゃだめですよ!」
うゅみ「むにゃあ……」

モンスメグ「いっくよー!レールガン☆」
グレアット「信仰の光よ集いなさい。ゴッドバードっ!」
6号「我が名は6号。レジ族随一の魔法の使い手にして、爆裂魔法を操る者。我が力、見るがいい!エクスプロージョン!」
カルマ「お前ら同時にしゃべんなー」
モンスメグとグレアットとカルマは いちゃもんをつけられた!

アリス「カルマなにやってんの!?まぁいい、とにかくやっちまえ!この素晴らしいどうしようもない仲間達!」

エリカ「うふふ。これがあなた方のやり方、なのですね」

 

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ー悪行ポイントが加算されますー
ー悪行ポイントが加算されますー
ー悪行ポイントが加算されますー

ー悪行ポイントが大量に加算されますー

 

無邪気に手渡された理不尽な未来を
遊びつくせる覚悟が出来たかな?

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時計の針は見ない
心が刻むリズムだけ信じてみてよ

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弾むリズム For Life 繋がってくんだ
ほらここを信じていいんだよ

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素晴らしき世界
さあ始まりの調べを鳴らせ

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全力で今を使い果たせば
色づくのさいつだって

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限界さえも追い越して君の手だけ握って
そうさ
We are Wonderland Seeker!

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夢、夢を見ている……。
毎日見ている終わりのない夢。
赤い雪、赤く染まった世界。
夕焼け空を覆うように、小さな子供が泣いていた。
せめて、流れる涙をぬぐいたかった。
だけど、手は動かなくて。
頬を伝う涙は、雪に吸い込まれて。
見ていることしかできなくて、悔しくて、悲しくて。
大丈夫だから、だから泣かないで。
約束だから……。
それは誰の言葉だったろう……夢は別の色に染まっていく。
うんっ、約束……だよ。

「……さいっ、起きてくださいっ。」
なんだろう、酷い悪夢を見ていた気がする。
「あ、良かったっ。気がつきましたかっ?」
そう、空が赤く燃えて。さながら今の上空と同じように硝煙のような赤が渦巻いて……
グレアット「おはようございますっ、アリスさんっ」
アリス「……正夢……?」
カルマ「いつまで寝ぼけてんよ、さっさと責任取ってこい」
アリス「責任?」
モンスメグ「みてー、あのこわーい笑顔。きゃー」
6号「なんとかしてくださいよ(メグにおぶられ)」
エリカ「おはようございます、諸君。良い夢、見れましたか?」
アリス「えーっと、あれからどうなって」
うゅみ「アンタ達がぁ、好き勝手にどっかんやってくれてぇ。ジムどころか町中がやばい、いまここぉ」

え。嘘だろ。そんな災害レベルの連携技だったのアレ

エリカ「おめでとうございます、アリス。悪行ポイントのメーター振り切っていますわよ」
アリス「やーそうなんですか、悪の組織として鼻が高いですね!財団にとって悪行は正義ですからね、あははっ」
エリカ「あらあらうふふ。そうですね、特別に二段階昇進のプレゼントを差し上げなくてはなりませんわね」
アリス「やだなぁエリカ様、それは死んだ者への供養ですよ。まだ生きていますってば、冗談きついですねー…………あは、は」
エリカ「いくらでも錬金術が出来るあなたに賠償金の償いなんてあって無いようなものですからね。そこに関しては見逃してあげましょう」
アリス「さすがエリカ様分かってますねー、1分あれば1000万円くらい調達出来ちゃいますから。ということで他のことに関しても一緒に見逃して……」
エリカ「あなたには強化版四天王とバトルして殿堂入りしてもらいます」

死 刑 宣 告

アリス「…………れ、レベルはどこまで上げてもらえるのでしょうか……」
エリカ「もちろん当初と同じく、50です♡」

 

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6号「ありすさんが真白に!」
カルマ「くふふ」
モンスメグ「およー?しっかりしてー」
グレアット「戻ってきてくださいーっ!」
うゅみ「まぁアンタにとって一番応える罰だろねぇ」

 

おうちに帰りたい。

 

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次回に続く

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